公認会計士・税理士のKENです。
公認会計士であるあなたは、監査法人退職後のネクストキャリアとしてBIGFASをご検討されているかと思います。
当コンテンツでは、ネット上に情報が少ないKPMGをはじめとしたBIG4FASの情報、入社難易度またFAS業務の醍醐味についてお伝えしていきます。
BIG4FASの難易度
BIG4FASの業務内容について
ここでは、簡単にBIG4FASの業務内容について触れたいと思います。
BIG4FASの年収について
ここでは、BIG4fasの年収をお伝えします。
スタッフ(1〜4年目):600万〜700万
シニアスタッフ(5〜8年目):800万〜1000万
マネージャー(9年〜12年目):1000〜1200万
シニアマネージャー(13年目〜):1300万〜1500万
パートナー(15年目〜):2,000万〜


かなりの高給・・・
中堅中小fasでも、もう少し全体的に報酬水準は下がりますが、事務所の方針によるところも大きいので、事務所によっては、BIG4fas以上(もちろん実力に伴って)の事務所もございます。
fas業務の魅力、やりがい
難易度が高いイメージのあるFAS業務ですが、会計士が職業的専門家、もっといえばビジネスマンとしての力をつけるための登竜門といえます。
高いレベルの成長環境
fasに転職する人は、総じて成長意欲が高いです。
専門家としての素養、能力が高い、ということ以上に、
「人ととしてどこまでも成長していきたい」というマインドを持っている人が多くいます。
仮に、今あなたが、そこまでマインド、向上心が高くなくても、
是非、成長環境を獲得して下さい。
監査スキルをいろんな形で昇華させる


監査経験だけだと今後不安・・
こんな方も多いかと思います。
fas機関・会社には、沢山の監査法人出身者の会計士がいらっしゃいますし(特にbig4 fas)、最初はみなfas業務初心者なので、本当に優しく業務を教えてくれます。
みんな苦労して業務を習得したので、初めて転職してきた人にいきなり厳しく当たるようなことはありません。
そして、
ロジカルシンキング力(シンプル思考力)の養成所
fas業務の特徴は、どこまでもシンプルに「問い」を設定→「問いの解決」作業の繰り返しです。
この手続きは、果たして必要なのか?
このヒアリングは、これで必要十分なのか?
ドキュメンテーションして、クライアントにお伝えする必要があるのか?
この指標、数値を計算することが、果たして効果的なのか?
同僚、上司と一緒になって、沢山知恵を振り絞って、考える作業をします。
ご認識の通り、適正性評価(正解)という概念はありません。
あるのは、クライアントが納得できる、納得感評価です。
会計士が、お客さんのビジネス価値を真の意味で評価できる「感謝される定量評価」といってもいいかもしれあせん。
それを行います。
察しの言い方はお気づきかもしれませんが、これはロジカルシンキングの形態の一つです。
お客さんの問題解決に資する、定量評価メソッド(特にDDなど)をトライエラーを繰り返しながら、考案するという、どこまでもロジカルに思考するプロセスをたどります。
思考力を鍛えたい方は、fas業務は本当にお勧めです。
クライアントファースト思考(お客さんにとにかく感謝される!)
ロジカルシンキングと共通しますが、徹底的にクライアントビジネスファーストで、仕事をします。
fasの転職を考えているあなたは、


とにかくお客さんに感謝されたい!喜ばれたい!
という方も多いかと思います。
fas業務は、とにかく、お客さん目線に立って仕事をします。
特殊性の高い監査の仕事に比べ、お客さんの存在を意識しやすいです。(以下参考記事です!)


big4 fasの比較!
ご存知の通り、big4には以下の4法人があります。
- EY
- DTT
- PwC
- KPMG
最初にこのように申し上げることはいかがなものかとも思いますが
転職にあたって、これらの4社の違いを探すことは少々不毛な作業です。
提供しているサービスは4社同様ですね。もし違いがあるとしたら、
「持っているクライアントが違う」
これだけかと。
私は、big4fasへ転職を考えた時に、面接での志望動機を作り込むため、各社の比較をかなり行いました。
ただ、売上高、従業員数、保有クライアント数など、比較すればするほど、比較作業が不毛なことに気づきました。
それは、多少の差はあれど、言ってみれば「どんぐりの背比べ」でしかありません。
面接の現場でも、
面接官は各法人に大きな違いがないことはわかってますし、特にそこに触れてくることはありません。
どうしても「この会社にfas業務を提供したい!」という強い希望がないのであれば、
※面接で希望クライアントを伝えることはできますが、仮に伝えたとしてもアサインの都合上、希望を通すのは、中々難しい場合が多いです。
ですので、あまり深く各社分析などはせず、
「4社の内、1社、もしくは2社内定もらえれたらOK」というスタンスで転職活動することが、実は重要かと思います。
fasへの転職の注意点。
以下の点、特に注意して下さい!
求人応募の際には、仕事内容をしっかり確認する
fas業務を提供している会社には、コンサルティングと称して、記帳代行を請け負っている会社も普通にあります。
事前に求人を確認する際、応募先もしくは転職エージェントに、
「この会社は、入社後、どのような仕事をやらせてもらえますか??」
ということを確認して下さい。
「fas業務」という単語は、定義の捉え方によっては、とても幅広い(言い方は悪いですが、都合の良い)単語となりえます。
是非、ご自身が携わりたい業務ができる求人を見つけて下さい。
求人票の情報を鵜呑みにしない
上とも関連しますが、求人票には、
- 仕事内容
- 報酬
- 残業時間
などが記載されています。
仕事内容をきちんと確認することに加えて、
「残業時間」についても、事前に転職エージェント等に確認するようにしましょう。
場合によっては、応募先企業に、エージェントからコンタクトをとるようにお願いすべきです。
そのくらい残業時間は、グレーに記載するところが多いです。
fas業務は、長時間労働になりがちです。
是非この点、会社とコミュニケーション(エージェントで代行)をとり、クリアにしておいて下さい。
【ここは確実に押さえて!】fas転職で必ず利用したい転職エージェント!
fas求人に関しては、どこの会計士向け転職エージェントも、少なからず案件は保有しています。
しかしながら・・・変に儲かっているfas会社について、高額の仲介フィーを転職エージェントに支払うことがあります。
そうすると、一部の転職エージェントカウンセラーは、求職者に対して、そのfas会社を優先的に紹介してくることがあります。
(また、言葉巧みにその会社の魅力を伝えてきたりします。)
(※言ってしまうと、リ○ナビのカウンセラーはそうでした。中々に不快だったので、私はすぐ登録を解除しました。)
エージェントを探すにあたっては、
まずは何があっても、「求人数を多く取り揃えているところ」を優先的に利用して下さい。
big4fasであっても、中堅fasであっても、特に求人数が多く、信頼して利用できるのは、マイナビ会計士です。


ところで、あなたはなぜマイナビ会計士が、
利用者数、登録者数No.1かご存知でしょうか??
圧倒的な案件保有数も理由の一つなんですが、
マイナビ会計士の強みは、そのきめ細かなカウセンリング力にあります。
マイナビ会計士は、
いつでも求職者の悩みに寄り添い、その人その人にあったキャリアプランを、求職者と二人三脚になって考えてくれます。
それは、マイナビ社のホスピタリティ溢れる精神が社員によく行き届いており、
常に求職者のニーズを掴むというコミュニケーションの本質を徹底しているからに他なりませんが、
マイナビのカウンセラーは、
誠心誠意、こちらの現状把握することに努めてくれます。
ですから、こちらとしても「この人なら信用して大丈夫。」と安心して話ができるんですね。


私は、マイナビのカウンセラーに本当にお世話になりました。
また、あまり公にはされていませんが、マイナビ会計士は報酬交渉にとても力をいれています。
マイナビの教育プログラムが、社員の報酬交渉力を訓練することに力を注いでいるんですね。
企業のブランドイメージと合わないのか、公式サイトには全く掲載されていない情報ですが、求職者としてはありがたい限りの話なので、共有します。


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