みなさん、こんにちは!
公認会計士・税理士のけんです^^
本日は、big4監査法人の副業事情について、お伝えしていきます!
突然ですが、公認会計士のあなたは、現在1日、何時間残業をしていますでしょうか??
1〜2時間??
3〜4時間??
それ以上ですか?
時期にもよりますが、多くのbig4監査法人勤務者は、平均すれば、3〜4時間程度残業しているのではないでしょうか。
その定時後の、残業の過ごし方について、あなたはどのように感じているでしょう。
業務が終わらない以上、仕方ない・・・と考えていますでしょうか?
それとも、残業代を稼げるからOK!と思っていますでしょうか。
あるいは、仕事がマンネリ化して、退屈だー、とか。
少し、題目からずれましたが、big4監査法人では、
恒常的、慢性的な残業の状況から、仕事以外の時間を捻出できない人が多く、
また、なまじそこそこの額の残業代が支給される状況から、
副業する人というのは、とても少数です。
監査法人の所得水準は、社会平均的に言えば、悪くありません。むしろ言い方でしょう。
そして、医師、弁護士にならぶ三大国家資格の一つであり、いわゆる社会的な地位のようなものも高いです。
そのため、自分は社会の物差しで測られる”正解”の道を歩んでいる。
と、何となく考えている人が多いな、と私は監査法人時代、よく感じました。
つまり、副業してお金を稼ごう、というインセンティブはないんですね。
ちなみに、一番手軽に、時間をかけず行うことができる、株式投資は基本的に監査法人では制限されています。
詳しくは、こちらの記事に記載しています。
副業するインセンティブがない。
このことは、少々悲しい現状のように感じます。
というのも、
冒頭で申し上げたように、監査法人の残業の状況については、(あまり表立って言う人はいませんが)、どちらかといえば、ネガティブな意見が多いです。
「会計の勉強を終日できるから楽しい!」
という人も確かにいるかもしれません。
ただ、私が見てきた多くの会計士は、少なくとも残業して働くことで、満足感、幸福感を得ている人はとても少数でした。
私は、監査法人勤務時代、残業して仕事することが嫌で嫌で仕方ありませんでした。
エクセル資料の加工、編集、
大量の数字と数字の突合作業、
決まりきったフォーマットの監査調書の作成、
就職したての頃は、全てが新鮮だったので、特段疑問にも感じませんでした。
お金をもらっている以上は、少しくらい残業して当然なのかな?と思っていました。
しかし、数年経ったときから、この業務は誰のためになっているのだろう?と疑う気持ちが湧くようになりました。
当時から読書をしていて、
「ビジネスとは、他人を喜ばすことで、報酬を得るもの」
ということが腹落ちした時、
自分の業務で一体誰が喜んでいるんだろう?と思うようになりました。
心の底から、仕事に向き合うことが段々できなくなりました。
苦労して資格を取った意味も分からなくなっていました。
あなたは如何でしょうか?
心の奥底では、
もう少し、友人、家族との時間を作りたい、、
趣味の時間をとりたい、、
自己投資のために、別の勉強をしたい・・・
仕事を通じて自己成長したい・・・
そして何より、仕事を通じて、もっとわくわくしたい、、
無意識の内にそんな願望を抱いてはいませんでしょうか??
終身雇用が維持できない昨今、働き方はどんどん多様化しています。
そしてもともと、監査法人は皆が皆、何十年も勤め上げることができるような組織ではありません。
社会一般基準の物差しから考えて、今の働き方は正しい!と思っても、
自分が抱いている本音は偽りません。
じゃあ、どうすればいいのか。
転職しろ!ということか。
監査法人の働き方に疑問を感じていて、
かつパッと、転職する行動力がある人に対しては、私は、間違いなく転職をおススメします。
しかしながら、忙しい合間を縫って転職活動するのは、余程転職を決めている人でなければ、なかなか難しいです。
そういう方は、まずは、土日などのお休みの日に、1~2時間だけ、情報収集に時間を充ててみるのはいかがでしょうか。
具体的には、転職エージェントの話を聞いてみる、世の中にはどんな求人があるのか、調べてみる、ということです。
今現在は、転職エージェントの話は無料できけます。
土日の1~2時間、もしくは、残業しなくても済む日の定時後に是非、情報収集してみてください!
新しい世界が広がって楽しいですよ!