公認会計士と仕事、転職【ワークライフバランスについて考える】

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みなさん、こんにちは!

いつも当サイトをご覧頂きありがとうございます^^ 公認会計士・税理士のけんです。

当記事では、公認会計士と転職:ワークライフバランス(以下、WLB)について考える、ということで記事を書いていきます。

目次

WLB?

この記事を書くにあたって、WLBって何だろう、って改めて考えました。

何でこんな単語が広まったのかな、と。

ちなみに2007年に内閣府が定めた「仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)憲章」によると、

ワーク・ライフ・バランスが実現した社会とは、「国民一人ひとりがやりがいや充実感を感じながら働き、仕事上の責任を果たすとともに、家庭や地域生活などにおいても、子育て期、中高年期といった人生の各段階に応じて多様な生き方が選択・実現できる社会」

と定義されています。

「仕事」も「生活」も充実したものにすることで、(またそれらの相乗効果で)みんな幸せになりましょうね^^

ってことですよね。

何でこんな立派な憲章が作られたのでしょうか?

結局のところ、幸せの形が何なのか、「日本」という国、そしてみんなわかんなくなってるんですかね。

だから、国がこんなこと声を大にして、叫んでいるんですかね。おそらく。

背景には、

  • 非正規雇用者の増加
  • 正規雇用者の労働時間の高止まり
  • 少子高齢化、未婚率増加等の家族形態の変化

などなど、色々あるのかもしれませんが、

アフリカの人とか非正規だろうが正規だろうがそんなこと関係なく、みんな楽しそうですがね、笑

単純に日本人のマインドの問題じゃん、そこを変えることにもっと注力したほうがいいんじゃないか?

勤務形態の問題じゃないんじゃないのか?(と思いつつ、)

私には、どうにもできませんが、少なくとも私の発信を見てくださっている方とは「働くこと」「生きること」

幸せの形を一緒に模索していきたいです、

WLBの構成要素

WLBを考えた時、構成要素としては当然、「仕事」と「生活」です。

あとはどれだけ、仕事と生活を近似させるか、もしくは分離しどちらかを重視するかの違いだと思っています。

以下では公認会計士の場合について、考えていきます。

公認会計士にとってのWLB

公認会計士にとってのWLBということで、大きく以下の通り分類できるとします。

仕事重視タイプ生活重視タイプ両取りタイプ
仕事のスタイル・高単価のコンサル業務
・成果報酬型業務(FA等)
・独立
・のんびり働ける会計事務所
もしくは税理士法人
・一部上場経理部
・独立
・独立

仕事重視タイプ

公認会計士の方は、どちらかと言えばキャリア志向の方が多いので、仕事重視タイプの方というのは、沢山いますね。

監査法人に一旦は就職したものの、今一やりがいをつかめなく、FASやコンサルに転職する人も本当に多いです。

定時で帰れる人というのは比較的少なく、生活を多少犠牲にしてでも仕事にやりがい、生きがいを感じたい人はいらっしゃいますね。

WLBというより、ワークライフアンバランスです。私の知り合いもバランスさせよう、とは元からあまり考えていないです。

生活重視タイプ

私が監査法人や税理士法人に在籍していた時も、生活重視タイプの方は、一定割合はいらっしゃいます。

「監査法人を早く辞めたい〜」「のんびりしたい〜」という人達ですね、笑

こういう方々は、多くは事業会社の経理部、財務部に転職するか、比較的業務量が少なそうな会計事務所、中堅中小税理士法人、方々に転職します。

転職すると、確かに業務量は軽減されることが多く、生活にゆとりが出る一方、

「おや?何でこんな仕事やってるんだっけ?」っという疑問が生じることが多々あると聞いています。

両取りタイプ

「仕事」「生活」を両取りするには、結局は、働く形としては独立ということになります。

雇われている内は、7h、8h働くことが義務付けらているからです。

これでは当然のことながら、自分で「仕事」量を調整することができなく、

従って、両取りすることはできません。

ただ、みなさん「独立したい」という漠然な希望は持っていても、実際動けずにいる人は、会計士に限らず本当に多いです。

みんな両取りしたい!と思っているのに、です。

何故でしょうか??

少々脳科学のお話になってきますが、人間の脳には現状維持をすることで生命を維持する機能(ホメオスタシス)が備わっているのですね。

ですので、何となく「独立したい」と思っていても、

本心の深い部分では、今の「雇われて、管理されている状態が、楽」と思っているのです。

従って、独立している自分を鮮明にイメージすることから始め、

「独立している自分が当たり前」のマインド状態を作り、ホメオスタシスを理想の自分に働かせる必要があります。

と、少々脳科学、心理学のお話をさせて頂きましたが、上記は、

名著「思考が現実化する」という本の理論的説明でもあります。

私も現在、両取りしまくるため、マインドを変え、イメージを膨らませて最中です。

本当の意味でのWLB。令和時代、そして今後のWLBの在り方は?

両取りタイプでお話しさせていただいた通り、究極のWLBは「独立」です。

ただ、これから時代、スモールビジネス(小規模事業者)から始め、個人で独立して稼ぐ人は増えてきます。

それは、インターネット、情報技術AIの発展に始まって、様々なプラットフォーム等の発達も伴い、独立のハードルはとてつもなく低くなっているからです。

終身雇用という単語は神話となり、転職は当たり前、一つの組織に従事するという考え方が古くなってきます。

独立する、とはイコール自分のやりたいことを突き詰め、それを「仕事」にすることです。

それを「仕事」にできるからこそ、「生活」も充実するということでもあります。

そして、充実した「生活」からは仕事の種が見つかります。

その相乗効果で、どんどん人生に彩りが出てきて好循環が生まれます。

私は時代の流れに合わせ、そんな人生を目指したいですし、日本人が皆独立し、皆が豊かになって活気に溢れる社会が形成されれば、

WLBなんていう単語も、難しい憲章も無くなるかもしれませんね。

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