皆さん、こんにちは!
公認会計士・税理士のけんです。
当記事では、公認会計士受験生、および転職者向けに四大監査法人の雰囲気の違いについてご説明させて頂きます。
big4と言われる四大監査法人について、業務内容については、大きな差異は御座いません。
※差異として特筆できる点は、クライアントにそれぞれ業種の違いがあるため、クライアント特有の規制、会計基準について勉強することが必要である、という点です。
一方で、雰囲気については、四大監査法人 各法人でやや違いが見受けられます。
従いまして、これから就職を考えている受験生や、四大監査法人へ転職を考えている方にとって参考になる情報が提供できるかと思います。
なお、ここで説明する四大監査法人は以下の四つの監査法人のことを指します。
- EY新日本有限責任監査法人
- 有限責任監査法人トーマツ
- 有限責任あずさ監査法人
- PwCあらた有限責任監査法人
以下、それぞれ見ていきます。
EY新日本有限責任監査法人、雰囲気
私は、EY新日本に2年在籍しておりました。
総じて言えることととしては、性格的に温厚、おとなしい人が多い一方(8割)で、自分のことを王様のように思っている人が一部(2割)いらっしゃいます。
上からの指示を忠実に守るサラリーマン気質、またいい意味でも悪い意味でも堅い性格の人が多く、「お客様をたてる」ということに苦手意識をもった官僚気質の人が多く在籍しているように感じました。
こういうと、仕事ができない人が多い印象を与えてしまいますが、会計専門家としての知識、知見、経験は業界トップクラスです。
流石、監査法人の老舗と言われるだけあって、専門家としてプライドをもった人が多くいらっしゃいます。
また、上記した一部自分のことを王様のごとく振る舞う人達が法人内で目立つ存在となり、したがって、出世していく人もそういう人が多い気がします。
コミュニケーションに多少苦手意識をもった人が集まる傾向にあるので、人間関係の濃密度は比較的希薄です。
皆、自分のポジション、立ち位置、キャリアを大切にし、法人内でも上の人間によるキャリアアップのための支援(海外駐在、転職etc.)は積極的です。
有限責任監査法人トーマツ、雰囲気
トーマツにも私は2年在籍していました。
所属している人は、個性的な人が多い印象でした。元大工の人や、スポーツ選手、営業をやっていた人など様々です。
人たらしの人が多いですが、相性が合う人、合わない人で派閥ができるくらい人間関係が濃密でした。
そのため、人間関係にストレスを感じやすい人には、あまりおすすめできない法人かもしれません。飲み会も深夜を過ぎても行っています。
そして、「トーマツは体育会」といわれるだけあって、人として、社会人としてのあり方にも厳しく躾けられますし、お客さん第一の印象です。
ユーモアに富み、人として魅力的な人が多く、尊敬できる人が私個人的には多かったです。
有限責任あずさ監査法人、雰囲気
EY新日本とトーマツの文化が合わさった感じでしょうか。
皆和気藹々と仕事に打ち込んでいます。「仕事一筋」と「体育会」の中間の「サークル感覚」でしょうか。忙しさは他法人とも変わりませんが、皆楽しそうです。
特に性格的に、人間的にクセが少ない、と自覚している人にとっては、一番適している法人かもしれません。
また、女性にとっては、産休、育休の取得率が多法人と比較して多いです。女性にとって働きやすい環境が整っているようです。
また、比較的離職率も少ないです。業界柄、転職自体はありますが、居心地がよく、辞めない人が多い印象です。
PwCあらた有限責任監査法人、雰囲気
big4の中では、一番「実力重視」の法人でしょうか。
若い年次でも実力があれば、すぐに昇進しますし、やりがいのある仕事が振られます。
「楽しく」「和気藹々」「体育会」といった雰囲気はあまりなく、専門家としての能力が重んじられる雰囲気です。「ドライ」という言葉が一番近いかもしれません。
また、クライアントが外資系の企業が多く、英語力も重要視されます。「パートナーがアメリカ人」というのも、PWCあらたの特徴かもしれません。
big4監査法人に転職するには??
当ページをご覧の方には転職をお考えの方も多いかと思います。
そこでbig4監査法人への転職するにあたってのおすすめできる転職エージェントをご紹介いたします。
マイナビ会計士
マイナビ会計士は、多くの公認会計士に利用されている、顧客満足度95%、名実ともに利用者数No.1の転職エージェントです。
現存市場に存在する公認会計士向け転職エージェントでは、最も評価が高いといえます。
保有求人数は、4,000件と圧倒的な数を誇っており、
会員サイトの見やすさ、そして何よりカウンセラーの質がどこよりも高いです。
特に初めての転職活動に際しては、誰であっても転職活動の進め方はよくわかりません。
そんな時に、私たち求職者の転職活動のモチベーションを上げ行動を促す、もしくはモチベーションを下げてしまうのに、転職エージェントの関わりは大きな影響を与えます。
求職者の中には、
- 優しく悩みに寄り添ってもらいながら、転職活動を進めたい人
- 常に明るく、前向きに転職活動を進めたい人
- 転職活動に必要な活動のみ、教えてもらい、後は自分の考えで進めたい人
- カウンセラーと一緒になってキャリアの方向性を考えたい人
様々いらっしゃいます。
「求職者の趣向・ニーズに合わせて、臨機応変に対応する」
大手マイナビは、コミュニケーションの本質を社員に徹底しているんです。
もしかしすると、各社の社風の内容を読んでみて、
どこが一番おれに合っているんだろう??
と思われる方もいるかと思います。
そんな転職者、求職者の悩みをくみ取り、二人三脚になって一緒にキャリアを考えて下さるのがマイナビ会計士の強みです。
私の初めての転職活動の際は、転職活動の進め方など全くわからず、手当たり次第、様々な転職エージェントを登録しました。
最初に訪問した転職エージェントが、あまり良心的でなく「転職活動ってなんか難しいな、結局自分で色々考えないとだな。」というイメージを抱いたんですね。
登録だけして、転職エージェントのwebページから自分で応募し、自分で転職活動を進めよう(エージェントからの連絡は基本無視。最低限の連絡のみ笑)、なんて時期もありました。
比較的何でも自分でやりたがる性質なので、それで随分試行錯誤し、苦労しました。
そんな折、ふと登録しふらっと訪問してみたのが、マイナビ会計士でした。
私はこの会社に随分と支えられ、そして助けられました。
最初に面談して下さったキャリアコンサルタントの方は、私の話を本当によく聞いてくださり、現状把握に邁進してくださいました。
時にわがままをいう私を、嫌な顔一つせず(時に嫌そうでしたが、笑)対応して下さいました。
決して”転職エージェント目線”で理想のキャリアを提示するのではなく(正直、そういう転職エージェントは本当に多いんです。)
「私だけのキャリア」を一緒に造るお手伝いをして下さいました。
コンサルタントの方は皆、誇りをもって仕事をしているだけに、楽しそうに仕事をしていますし、
対話しているとその楽しそうなエネルギーを分けて頂くことができ、転職活動自体楽しくなるんですね^^
(前のめりで転職活動に臨めますよ!)
また、あまり語られていませんが、マイナビ会計士は報酬交渉にとても力をいれているんです。
(※他のサイトや、公式サイトなどでは公にされないオフレコですよ。)
※なお、現在無料で登録が可能ですが、マイナビの転職サービスが今とても人気な状態です。
有料に切り替えるという話を最近聞きますので、なるべく早く登録することをおすすめします。
⇒こちらより2,3分で登録できます。※マイナビのプロモーションを含みます。
組織概要
利用条件(必要資格) | 公認会計士 公認会計士試験合格者 USCPA のいずれか |
利用料金 | 全て無料 |
利用年代 | 20〜40代 |
公開求人数 | 700〜800件(全体の2割) |
非公開求人数 | 全体求人数の8割 |
対応地域 | 全国 |
対応サービス | 情報収集のサポート 求人の紹介 応募書類の添削 面接対策 入社後のフォロー 一部報酬交渉 |
紹介可能な事業所 | 監査法人 税理士法人 会計事務所 コンサルティングファーム(FAS、戦略、経営、総合) 事業会社(一部上場、二部上場、ベンチャー) 金融機関(銀行、証券会社、保険) |
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