公認会計士・税理士のKENです。
私は、監査法人で会計監査・アドバイザリー業務を経験した後、IPO支援機関、FAS系税理士法人に転職した後、独立しています。現在は、会計・財務・税務のアドバイザリー、メディア運営等、様々な業種の仕事をしています!
当記事では、一般的にいわれる「監査法人の仕事がつまらない」といわれる点について、その解決方法についてお伝えできればと思います。
まずは、結論から!
以下で一つずつ確認していきましょう!
※マイナビのプロモーションを含みます。
仕事がつまらない、辛いと感じている原因について分析!
まずは、仕事がつまらない、辛いと感じている原因について分析してしましょう!
意外と、自分がなんで辛い、と感じているか、つまらない、と感じているか、明確になっていない人も多いのではないでしょうか?
以下は、転職口コミサイト「転職会議」「Openwork」よりBIG4監査法人のネガティブな退職理由として挙げられているものを抽出、抜粋したものをグラフにしたものです。
表から察するに、「残業過多」「ルーチンワーク」と業務内容、特質それ自体に対する不満で半分(「飽きた」も含めれば、6割近く)を占めていることがわかります。
あなたの監査法人に対する不満はどれに当てはまりますでしょうか??
ここでは仮として、業務内容それ自体に対する不満があるとして(「ルーチンワーク」「残業過多」「飽きた」)話を進めていきます。
「つまらない」「辛い」ーー結局のところ、作業工数が原因
”ルーチンワーク”残業過多””飽きた”
これらは、修了考査受験期前後のスタッフに特に多く、作業工数が多さが原因となって、仕事に対するモチベーションが低下しています。
監査の一連の流れ、イメージできますか?説明できますか?
公認会計士は、転職市場では本当に恵まれており、
転職エージェントに登録すると、多くの求人の枠に自分が充てはまるのが確認できます。
修了考査がおわり、3、4年監査を経験すると、仕事のパフォーマンスの高い人はどんどん転職していくため、
転職はとても身近に感じられることでしょう。
そして「監査業務のつまらなさ」が相まって(というよりそれが大きなトリガーとなり)転職を意識し出す人も多いことかと思います。
スタッフのうちは、計画策定、インチャージまで任される場合は少なく、従って監査業務の流れ全体感を把握することが困難(というより、実際に計画などを作って手を動かさないとイメージしづらい)
そして、全体感がわかっていない状態で、例えば上場企業の経理部に転職しても、「監査のことをちゃんとわかっている人間」として扱われないタイミングが逐一訪れます。
監査の一連の流れがきちんとわかるようになるのは、正直副主任、もしくは小さい会社のインチャージを1,2社経験した後になるでしょう。
ただ、それも目安にしか過ぎません。
ご自分の中で、監査業務の全体像を説明できる、どの業種にもある程度フィットして監査業務が適切に行えるという実感があれば、問題はないでしょう。
もう一度聞きます。
自分の心に素直になって、この問いに自分で納得感もって答えられないのであれば、もう少し監査法人で踏ん張ってみましょう。
せっかく入社した監査法人です。
ある程度の技術レベルを手に入れて、次のキャリアへ進みましょう!
監査の質が担保できている方向けへ〜作業工数地獄からの脱却〜
一方、「もう監査は十分できる!」という人、
(そして作業工数地獄から「つまらなさ、辛さ」を感じている人)にとっては、転職を考えることがベターな選択肢になってきます。
特に、シニア中級〜上級あたりの職階の人に多いのではないでしょうか。
マネージャーにあがると、残業代がつかない一方、管理業務が大幅に増え、(一方で英語の勉強が必要になり、)また何よりパートナーとの繊細なコミュニケーションを図る機会が増えます。
業務の質、量が一気に増える一方で、収入がそれに見合わない、という現象が生じます。
ですので、”転職”ということを考えた時にとてもコストパフォーマンスのよい時期がこのシニアの中級〜上級あたりです。
「つまらなさ」「辛さ」「やりがいのなさ」を感じているのであるならば、
まずは他の会社で自分がどんな仕事をすることができるのか?またそれに見合った収入がどれくらいなのか?
”会計士の転職市場観”を養っていきましょう!
転職サービス(転職エージェント)を利用する
公認会計士向けに転職仲介をしている会社はいくつかありますが、まずは
マイナビ会計士は、公認会計士の登録者数第1位、この会計士転職業界のトップ転職エージェントです。
保有求人数は4,000件以上にも上り、他社を圧倒的に凌ぐ求人数をもっています。
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求人分野も、
- 事業会社
- 監査法人
- 税理士法人
- FAS
- 金融機関(投資銀行)
- コンサルティングファーム
と、ほぼすべての業種を網羅しており、まず最初に登録するのにも、2回目の転職する際にも、もってこいの転職エージェントです。
私は、会計ファームを全部で4社経験しており、比較的他の会計士の方より転職経験が多いです。転職の際には、様々な転職エージェントを利用しました。以下は参考まで比較表です。
また、マイナビ会計士は、報酬交渉にとても力を入れています!
マイナビの教育プログラムが、社員の報酬交渉力を強化するよう徹底しているようですね。
(公式サイトや他のサイトでは掲載されないオフレコ情報ですよ、笑)
私は、3回目の転職では、マイナビ社を通じて想定年収の+105万の報酬交渉を実現していただきました^^
少しマイナビ会計士のイメージは湧きましたでしょうか??
登録して、是非たくさんの求人をみて、転職市場観を養ってください!(2,3分で登録できます!)
「外」の世界を知ることがあなたのキャリアのファーストステップ
監査法人への入所は、いわば既定路線です。試験合格者は、皆監査法人に入所します。
監査法人の外を出て、自分の本当のキャリアを模索し始めてあなたの人生がひらけ始めます。
是非この機会「外」の世界を知ってファーストステップを歩んでみてください!
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