こんにちは、公認会計士・税理士のKENです。
当記事では、監査法人のマネージャー職事情について書き記したいと思います。
あなたは、現在監査法人にお勤めでしょうか??
スタッフorシニアもしくは、マネージャーになられた方でしょうか。
いずれの職階にしろ、監査法人の仕事は重労働、中々の激務ですね。
私はスタッフ時代に転職を経験しましたが、その判断が今では本当に良かったと感じています。
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監査のコアを学ぶ・経験するのに意外とそこまで時間は要しない
監査業務は、
スタッフのうちに、「現金」「貸付金」「借入金」などの立証容易な勘定科目の監査手続きを実施し、
シニアになると、リスクの高い勘定科目の手続きを行うようになります。
大体、5,6年、長くて7,8年で小さな会社の主査も経験することができ、
監査業務の一巡を経験するのにはそこまで時間を要しません。
あとは、クライアントが変わったり、主査を担当する会社の規模が変わり、マネジメント業務になります。
マネージャー前後が、キャリアチェンジのピークポイント。
つまり、監査法人に入所して5,6年までが一番伸びしろがあり、その後はスキルの伸びしろが少なくなる、ということですね。
ポジション的には、マネージャー前後あたりのポジションになります。ここが頭打ち。
そして、転職市場もここをみます。
特に事業会社経理に転職する場合などは、経験と年齢をかなり重視してみられますから、
主査を経験した若手会計士というのは、市場においてかなり評価が高いです。
逆に、マネージャーになって、幾数年たつと、今度は年齢がネックになり、
事業会社はもちろん、異業種(例えば、コンサルなど。)への転職する際にはネックになります。
あなたは今、どちらの職階でしょうか??
マネージャーは想像以上に激務
私は、現在独立していますが、同期ではマネージャーになっている方が数名います。
聞いていると、パートナーとスタッフ、シニアとの間の板挟みになり、コミュニケーションをとるのが大変だったり、責任が重い、など激務度合いが伝わってきます。
✔︎スタッフの能力が低い(エクセルの使い方もままならない)
✔︎シニアがちゃんと後輩指導しない
✔︎人の流動が多く、管理が大変
✔︎パートナーからの圧力
法人内に在籍していると、法人内の様子しかわからないので(外の世界、異業種など)仕方ありませんが、
現行の公認会計士制度の大きな魅力はその働き方の多様性です。
是非、法人外を飛び出した外の世界をみることを少しずつ始めてみてください。
✔︎会計周りの経営全般のコンサルティング業務
✔︎財務に関すること(資金調達など)
✔︎M&Aアドバイザリー
✔︎IPO監査、コンサル
✔︎内部統制報告制度支援(独立して、個人で請け負うことも可)
✔︎税務業務(法人税だけじゃなく、相続に特化している人もいます。)
この先からの逆算思考で、スキルを獲得。経験値を積む
今特に1〜4年目の人は、時間があります。
キャリアの自由度が幅広いです。また、幸い現在の大手監査法人始め、監査法人全体として希望の業務を
志願しやす以上今日です。
M&Aアドバイザーやりたいなー・・ → DD、バリュエーション業務をやらせてもらう
IPOの専門家になりたいなー(私の場合)・・ IPO監査、IPOコンサル業務をやらせてもらう
少しずつ法人内で希望を出すようにしていってください。(それが積極性として評価もされます)
獲得したいスキル、経験を積みたい業務から逆算して法人内で業務を行っていきましょう。
そして何がやりたいか今一わからない人。
是非、沢山の求人票を見てみてください。求人票は転職エージェントを介して沢山手に入れられます。
✔︎会計周りの経営全般のコンサルティング業務
✔︎財務に関すること(資金調達など)
✔︎M&Aアドバイザリー
✔︎IPO監査、コンサル
✔︎内部統制報告制度支援(独立して、個人で請け負うことも可)
✔︎税務業務(法人税だけじゃなく、相続に特化している人もいます。)
このレベル感で、「これは少し興味がある。これは興味がない。」と転職エージェントに伝えるといくつか求人票を送ってきます。
そこには法人のURLものっているので、何十社か法人のwebサイトをみるのもいいでしょう。
世の中に、会計や財務、税務、コンサルティングを生業とした企業がどれだけあるかがわかります。
沢山みていく中で、自分の志向もかわってくるので、おぼろげながら今後の業務の向き合い方も変わってきます。
急にDDを早く経験したい!という人も出ると思います。
もしくは、すぐに転職したいという人もでる方と思います。
それだけ公認会計士の転職市場は魅力的です。
転職のファーストステップ
求人票の入手、市場調査という点で、転職エージェントに登録するとよい、ということ特筆しました。
転職エージェントには大きく分けての2種類があります。
- 大手(リクルート、DODAなど)転職エージェント
- 公認会計士専門特化型転職えージェント
2種類について、1社ずつ登録すると、かなり網羅的に市場が見られますが、おすすめはまずは公認会計士専門特化型の転職エージェントに登録することです。
1社登録して、10社程度求人票を入手するだけでも全然視野が広がります。
お勧めの転職エージェント
おすすめの転職エージェントは、結論から申し上げますと、マイナビ会計士です。
マイナビ会計士は、公認会計士専門特化型転職エージェントです。
おすすめできる最も大きな理由が、カバーしている業界の広さと求人数です。
現在存在している公認会計士向け求人を出している転職エージェントの中で最も多くの求人を保有しています。
(その数は、5000件ほど。)
また業界も多種多様で、上述した
✔︎経営・戦略コンサルティング
✔︎M&Aアドバイザリー
✔︎IPO
✔︎税務
の他にも、
✔︎事業会社の経理部、財務部、税務部、経営企画部など
✔︎金融機関(投資ファンド、投資銀行、証券会社)
など本当に幅広く有しています。
また、
- カウンセラーの人柄がいい
- 転職初心者対応が懇切丁寧
- レスが早い
- 報酬交渉も丁寧に行ってくれる
これは、他の転職エージェントと比較利用して、私が感じたところです。
特に報酬交渉については、クライアントとの関係をギクシャクさせることなく丁寧に行ってくださいました。
履歴書や職務経歴書の内容を、自分で自分をアピールするより、その他の第三者がアピールする方が説得力ありますよね?
そのあたりは、手を抜かず転職サポートしてくださるのがマイナビ会計士の魅力です。
※マイナビのプロモーションを含みます。
現在は、無料で利用できるのでぜひ利用してみてください。(2,3分の登録作業です。)
監査業務で力をつけながら、同時並行で自分のキャリア診断!
上述した通り、監査業務は激務です。
ぜひ監査と並行しながら、自身のキャリアを模索するべく、転職エージェントを利用するなど監査法人外の世界をみることをしていってみてください。