監査法人から転職する時に意外と忘れがちな「履歴書」に書けること・書かない方がいいこと

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こんにちは。公認会計士のKENです。

当記事では、監査法人から転職する時の履歴書の書き方について、

私の転職の経験談からお話できることをお伝えしていこうと思います。

私は試験合格後、BIG4監査法人を経て、IPO支援機関、FAS系税理士法人など計4社の会計ファームを経験しました。
その中で、数多くの転職の面接も経験しました。
面接中や面接を受け終わった後で「あれ履歴書に書いておけばよかった!」ということもあったので、
当記事ではそういった内容を中心にお伝えできればと思います。

目次

意外と忘れがちな履歴書に書けること・書かない方がこと

求職者の方は、あまり意識しませんが、転職面接を担当している面接官は、

何百、何千もの転職者の面接を行なっています。

正直なところ、興味をもたれなければ(印象に残らなければ)面接を突破することが困難なこともおおくあります。

(監査法人への転職は比較的平易ですが。)

そのため、少しでも「自分に興味をもってもらうため」に、

履歴書にかけるネタはできるだけ書いた方がいいです。(あまり書かない方がいいことも後述)

結論以下の通りです。

  • TOEICは700以上から
  • Microsoft関係の資格(MOSなど、またVBA)
  • 何かのスポーツで表彰されたなど(学生時代の部活、社会人になってからのフルマラソン完走など)
  • ボランティア活動
  • 芸術分野(絵画や音楽、などでの実績)
  • SNSでの情報発信内容

TOEICは700点から

監査法人の研修でもTOEIC試験があり、またマネージャー昇進の際にも英語力が重視されることから、

公認会計士の方の中には、英語の学習に力を注ぐ人がいます。

(一方で、「英語は無理。」と諦める人もいるかと思います。)

私は英語の学習が苦ではありませんが、ただ英語力の向上には時間がかかります。

そういう意味で、英語を鼻っから勉強しないというのは、戦略的にありかと思いますが、

TOEIC700点以上、保有している場合には履歴書に書いた方がいいでしょう。

監査法人のJ1のTOEICの平均点は500〜600点程度です。

700点あると、頭ひとつ抜き出ますし、面接官の目にとまります。

これは、転職の度、スコアを上げていった私の経験から明らかです。(700点を超えたあたりから、面接官の目にとまるようになりました。)

スコアも重要ですが、「英語を使った業務にも興味がある、もしくは携わることのできるポテンシャルがある」アピールになります。

IFRS対応、IFRS感応度分析や、FAS(M&A)でも英語は頻出です。

仮に面接時点で、ライティングが全然できない、スピーキングができない、ということでも、

TOEICの点数が高い=英語を学習するモチベーションが高いということは十分評価されます。

Microsoft関係の資格

会計士の業務を行う上で、word、Excelの知識、(加えてコンサルティングファームでは、powerpoint)の知識は必須です。

特に低い年次で、MOSなどの資格をもっているなどということは、面接官はとっては安心材料になりますし、面接中の雑談のネタにもなります。

監査法人で1、2年働けば十分資格取得は容易なので、取得することはおすすめです。

スポーツの表彰など

ここからは、能力のアピールというより、雑談ネタ、また人柄をアピールするのに使える小ネタといったところです。

スポーツで成果を出している人は、他の分野でも成果を出しやすいと言われることが多いように、そのポテンシャルを評価されやすいです。

それがニッチなスポーツであったりする場合、面接官によっては、興味を持ってどんどん食いついてくることがあります。

雑談も楽しく、有意義なものになりやすいです。

これはボランティア活動や、芸術分野でも同様です。

ボランティア活動であれば、「誰かのために何かしたい人」という印象を、与えやすいですし、

芸術分野で成果を出した方であれば、「集中して物事に取り組める人」という印象が与えられます。

SNSの情報発信

SNSでためになる情報を多く発信して、フォロワーが多い人は、是非これもアピール材料にしましょう。

会計のことに限らず、趣味の内容など仕事に関係ない分野であっても、SNSでのつながりを持てる人(フォロワー数の多い人)というのは、有益な情報を提供できる人だ、ということで評価される場合があります。

(会計ファームでは珍しいですが、一般事業会社の転職では事前にSNSをチェックすることもあります。)

宅建・中小企業診断士・FP2級など、小規模資格

これらの比較的短期で取得が可能な資格については、自分が今後やりたい業務に関連させたい場合は記載があってもいいですが、

そうではない場合、あまり記載が適当でない場合もあります。

(ただの資格マニアだと思われてしまうこともあります。)

コツは、履歴書に記載することで、「この内容に興味を持って欲しい!」「この内容なら自分は語れる!」という内容に絞ることです。

先述した通り、面接官は何百、何千もの求職者を面接しています。

極端な話、志望動機が多少曖昧でも(ダメですが。)趣味の話で盛り上がって、内定につながるということもよくある話です。

是非、自分自身の棚卸しをしっかりして、履歴書の記載を行なってください。

さらにアドバイスを求めるには!

是非、転職エージェントは活用しましょう。

転職エージェントでは、履歴書だけでなく、職務経歴書の添削も丁寧に行なってくださいます。

ただ、サービスの質には結構差がありますので、ぜひいくつかの転職エージェントを登録することが推奨されますが、

私がお勧めするのは、です。

マイナビ会計士は、求人案件保有数も4,000件を超え、他の転職エージェントの2〜3倍の求人保有数をもっています。

そして、カウンセラーの対応も懇切丁寧で、安心して利用できます。是非利用してみてください。

※マイナビのプロモーションを含みます。

ポイントは他者との差別化!

先述した通り、面接官は、何百、何千ものレジュメに目を通しています。

その中で、面接官の目にとまる経験を記載する必要がありますが、必ずしも業務における専門性だけでなく、

業務外の内容でも他者と差別化、面接官の目に触れさせることはできます。

是非、オリジナリティのある履歴書を作成してください。

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