短答式試験合格!1次合格会計士も転職できます!(監査トレーニー制度含む)

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短答式に合格したぞ!この状態で採用ってしてもらえるのかな??

もう、ちょっと年いってるし、お金が。。!

短答式試験合格おめでとうございます。

短答に合格すると、受験者の大勢多数から抜け出すことができ、自分の頑張りが一部報われたことが実感できますね。

私は2次試験合格以上に、短答式試験合格の方が正直嬉しかったのを覚えています。(短答式で何度も落ちましたから・・・)

さて、人によっては、金銭的な理由からもう働く必要がある人もいるはずです。

そんな方に朗報ですが、現在監査法人は「短答式合格」でも十分採用の枠があります。

※現在は、慢性的に人手不足です。大手はじめ、中堅中小も大きな受け皿となっています。

あなたは今、どんな状況でしょう??

※マイナビのプロモーションを含みます。

監査法人で働いていた時(トーマツ)、同じチームに、

短答式合格、1次合格の状態で、勉強しながら働いていた方は、何人もいらっしゃいました。

ただ、実際入社する場合、

中堅中小監査法人の方が、短答式合格で入社する間口が広い??

と思われるかもしれませんね。

割合的には大手big4の方が、人材育成に力を入れているため、「短答式合格」の条件で入社する、入社ハードルは低いです。

ただもちろん、中堅中小でも募集を行っているところはたくさんあります。

短答式合格している方であれば、監査法人側からしてみれば、いくらでも働いてもらいたい人材です。

今は、日商簿記合格者でも、監査法人の働き口があります。

ただ、中堅中小の場合、「非常勤」の割合が多くなっており、

時期によって、人の流動性に波があるため、その結果、「短答式合格者」の募集を締める時があります。

ですので、大手big4の募集に応募することからまずは、始めるといいと思います。

big4の場合、

  • 論文式試験合格、また修了考査合格までは、残業なし、長期出張なし
  • 試験終了までは、試験休暇取得を奨励

などの条件を設けて、募集しているところもあります。

目次

監査トレーニー制度について

監査トレーニー制度とは、公認会計士の実務要件(就労要件)を満たしながら、論文式試験の試験勉強を行えるという制度です。

近年では、短答式合格(1次合格)で働く場合、こちらの制度を利用して、就職する場合も多くなっていますね。

ただ、監査トレーニー制度の場合、大手big4の競争倍率が中堅中小に比べると、10倍程度異なります

また、正社員(週5勤務)と非常勤職員で採用倍率も変わってくるところです。

そのため、監査トレーニー制度を使う場合、それぞれについて大手と中堅中小、また正社員と非常勤を検討する必要があります。(監査トレーニー制度の詳しい記事コンテンツはこちら)

big4監査法人の短答式合格の採用動向

EY新日本有限責任監査法人の短答合格者採用

EY新日本有限責任監査法人では、公認会計士試験の短答式試験に合格した方を対象に「監査トレーニー職」を募集しています。

このポジションは、会計監査の補助業務を担当するものです。

応募資格としては、4年制大学を卒業していることと、日商簿記2級程度の会計知識が求められます。

募集は公認会計士論文式試験の合格発表後に開始され、3~4日間の短期間で締め切られます。

詳細情報

  • 採用地域:東京事務所
  • 雇用形態:正社員
  • 勤務時間:9:30~17:30
  • 試験休暇:あり(最大2ヶ月)
  • 補助金制度:あり(予備校代の約6割+合格祝い金)

有限責任監査法人トーマツの短答合格者採用

有限責任監査法人トーマツでも公認会計士短答式試験に合格した方を対象とした「監査トレーニー職」の募集を行っています。

応募には短答式試験の合格が必要で、さらに「採用説明会」への参加が必須です。説明会は11月中旬に開催され、選考会は12月上旬に行われます。

詳細情報

  • 採用地域:東京事務所
  • 雇用形態:有期契約職員(フルタイム)
  • 勤務時間:9:30~17:30
  • 試験休暇:あり(約3ヶ月)

応募方法や詳細については、公式HPの定期採用サイトを確認してください。

有限責任あずさ監査法人の短答合格者採用

有限責任あずさ監査法人では、短答合格者や監査トレーニーの採用情報が公に公開されていません。

ただし、例年通り論文式試験の合格発表直後に募集が開始される可能性があります。合格発表後に公式HPを確認することをお勧めします。

PwCあらた有限責任監査法人の短答合格者採用

PwCあらた有限責任監査法人では、「監査補助業務スタッフ(IA)」という名称で短答合格者を募集しています。現在、大阪事務所での採用が行われており、雇用形態は1年間の契約社員です。応募資格は公認会計士短答式試験の合格です。

詳細情報

  • 採用地域:大阪事務所
  • 雇用形態:契約社員(1年間)
  • 月給:22万円
  • 勤務時間:フレックスタイム制(標準労働時間1日7時間、コアタイム10:45~15:45)
  • 試験休暇:あり(6月1日~論文式試験終了まで)

応募方法や詳細については、公式HPの大阪事務所採用ページを確認してください。

太陽有限責任監査法人の短答合格者採用

太陽有限責任監査法人でも公認会計士短答式試験に合格した方を対象とした採用を行っています。

採用説明会への参加が必須で、11月中旬に説明会が開催されます。採用は正社員として行われ、詳細は公式HPにて確認できます。

詳細情報

  • 採用地域:東京事務所
  • 雇用形態:正社員
  • 勤務時間:9:30~17:30
  • リモートワーク:あり

応募方法や詳細については、公式HPを確認し、説明会の情報をチェックしてください。

監査法人名採用職種募集開始日募集期間採用地域応募資格雇用形態業務内容選考フロー勤務時間試験休暇補助金制度
EY新日本有限責任監査法人監査トレーニー論文式試験合格発表後3~4日間東京事務所4年制大学卒業以上、日商簿記2級程度正社員会計監査の補助書類選考→面接(複数回)9:30~17:30最大2ヶ月予備校代の約6割+合格祝い金
有限責任監査法人トーマツ監査トレーニー論文式試験合格発表後説明会:11月中旬、選考会:12月上旬東京事務所公認会計士短答式試験合格有期契約職員(フルタイム)会計監査の補助書類選考→面接(1回)9:30~17:30約3ヶ月未記載
有限責任あずさ監査法人不明不明不明不明不明不明不明不明不明不明不明
PwCあらた有限責任監査法人監査補助業務スタッフ(IA)論文式試験合格発表後不明大阪事務所公認会計士短答式試験合格契約社員(1年間)会計監査の補助書類選考→面接フレックスタイム制(コアタイム:10:45~15:45)6月1日~論文式試験終了まで未記載
太陽有限責任監査法人正社員論文式試験合格発表後説明会:11月中旬東京事務所公認会計士短答式試験合格正社員会計監査の補助説明会→書類選考→面接(対面)→成績確認→合否通知9:30~17:30非公開非公開

big4監査法人以外の監査法人の採用動向

BIG4の短答合格者採用枠は非常に人気があり、激しい競争が繰り広げられています。

その理由は、合格後にそのままBIG4で働き続けることができる点や、そもそもBIG4の知名度が高く、多くの人の目に留まりやすいからです。

短答合格者採用に限らず、監査法人業界での会計士や試験合格者のリクルートでは「知名度」が重要です。そのため、中小監査法人は人材の確保が難しいという現実があります。

しかし、中小監査法人にも優れた法人は多く存在します。

日本国内には250以上の監査法人があり、それぞれに複数の地方事務所があるため、実際の選択肢は非常に多いのです。

さらに、中小監査法人では特に若手人材が不足しているため、通年で短答合格者を採用している場合があります。これは、BIG4のように論文合格発表後の短期間に限られることがないため、倍率が低くなりやすいと言えます。

短答合格者採用に応募する利点、メリット

短答合格者採用に応募するメリットは次のとおりです。

  1. 実務で得た知識がそのまま受験勉強に役立つ
  2. 多彩な学習支援・補助が受けられる
  3. 一般企業に比べて就活がスムーズ
  4. 論文式試験合格後にそのまま就職できる

それぞれについて詳しく説明します。

実務で得た知識がそのまま受験勉強に役立つ

監査法人での仕事は、すべて会計監査に関連しているため、特に監査論の勉強に大きく役立ちます。

実務経験がないと理解しにくい監査論も、実際に監査業務に携わることで、より深く理解できるようになります。また、担当する勘定科目の会計処理を深く検討する過程で、財務会計論の勉強にも役立ちます。

監査法人での実務経験は、受験生にとって大きなアドバンテージです。

多彩な学習支援・補助が受けられる

短答合格者採用では、多くの場合「論文式試験前の試験休暇」が付与されます。さらに、監査法人によっては「残業なし」「予備校代の一部・全額負担」「学習相談」などの支援や補助も提供されます。

働きながら公認会計士を目指すだけでなく、より受験・合格しやすい環境が整っているのも魅力です。

一般企業に比べて就活がスムーズ

監査法人業界での就職活動は、一般企業の新卒採用に比べてスムーズです。

ただし、自己分析や業界研究をしっかり行えば、面接対策も含めて内定率を高めることができます。

エージェントを利用して、事前に「Q&A」を入手し、面接対策を万全に行いましょう。大手監査法人の短答合格者採用は倍率が高いため、しっかりとした対策が必要です。

論文式試験合格後にそのまま就職できる

短答合格者採用では、論文式試験に合格した後も、そのままその監査法人に就職できることが多いです。これにより、論文合格後の就職活動に対する不安を減らすことができ、安心して受験に集中できます。

短答合格者採用に応募する注意点

短答合格者採用に応募する注意点、デメリットは次のとおりです。

  1. 学習時間を十分に確保できない可能性がある
  2. 合格後、その監査法人で働かなければならない可能性がある

それぞれについて詳しく説明します。

学習時間を十分に確保できない可能性がある

週5日働きながら論文合格を目指す場合、学習時間を確保するのが難しいことがあります。

論文式試験は短答式よりも難易度は低いですが、それでも十分な学習時間が必要です。

しかし、短答合格者を非常勤職員として採用する監査法人もあり、その場合は勤務日数を週3日に抑えることができ、学習時間を多く確保できます。学習時間に不安がある方は、非常勤職員としての採用を検討すると良いでしょう。

合格後、その監査法人で働かなければならない可能性がある

これはメリットの裏返しですが、論文合格後にその監査法人で働くことになる場合、他の監査法人に就職する選択肢が取れなくなります。この点をデメリットに感じる方もいるかもしれません。ただし、初めから就職したくない監査法人に応募しなければ、このデメリットは避けることができます。

短答合格者採用で内定を勝ち取るためのポイント

内定率を高めるためのコツは以下のとおりです。

  1. 複数の監査法人に応募する
  2. 論文式合格のための学習プランを明確にする
  3. 面接対策を万全に行う

それぞれについて詳しく説明します。

複数の監査法人に応募する

複数の監査法人に応募することで、内定のチャンスを増やし、本命のための練習にもなります。

短答合格者採用は人気が高く、倍率が高いため、1社だけでは落ちる可能性があります。複数の監査法人に応募することで、安心して就活に臨めます。

論文式合格のための学習プランを明確にする

監査法人は、論文式試験に合格する見込みのある受験生を採用したいと考えています。

具体的な学習プランを提示することで、論文合格の見込みを示し、採用担当者に安心感を与えられます。1日の学習時間や科目ごとの学習計画を明確にしておくことが重要です。

面接対策を万全に行う

面接対策は非常に重要です。コミュニケーション能力や論理的思考力をアピールするために、面接対策をしっかり行いましょう。

転職エージェントを利用して、過去の面接での質問例を入手し、練習しておくと良いでしょう。面接対策をしっかり行うことで、内定率を高めることができます。

「短答合格者採用」と「監査トレーニー」の違い

「短答合格者採用」と「監査トレーニー」には明確な定義の違いはありませんが、実質的にはほぼ同じ意味で使われています。

監査トレーニーは短答合格者以外の受験生も含むため、やや広い概念と捉えることができます。いずれも、監査法人で働きながら学習支援を受けられる点で共通しています。

短答式試験合格者、監査トレーニー制度で求人を探すにあたって

当求人を探す場合については、是非、転職エージェントを利用しましょう。

現在、あなたがどういう状況で、就職・転職活動に臨むかわかりませんが、

年齢や前職の経験によってオファーされる年収が、

転職エージェントを利用する場合と、そうでない場合で大きく異なります。

直接法人のサイトから応募する場合、法人から年収が直で提示されるので、

大体そんなもんかな??

となってしまいます。(相場なんてわかりません。)

しかしながら、転職エージェントは、そのあたり、とても上手に交渉してくれます。

特に、面接でのコミュニケーションにそこまで自信をもてない方は、面接パートナーに都合よく、法人側に都合のいい年収を提示されかねませんので、そんな事態は、避けましょう。

以下、おすすめの転職エージェントをご紹介します。

転職エージェントには、誠実に対応して下さる会社からそうでない会社まで様々御座います。ご自分の目で確かめるの一番ですが、以下、私の何度にもわたる転職の中で、厳選した(私は15社利用しました。)、転職エージェントです。

参考までに主要会社の比較コンテンツも掲載しておきます。(不要な方は飛ばしてください。)

求職者の悩みにとにかく寄り添ってくれるマイナビ会計士!

公式サイト:

※マイナビのプロモーションを含みます。

  • 保有求人数 :⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ 4.8
  • 転職先業種の網羅性 :⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ 4.7
  • カウンセラーの質:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ 5.0
  • レスポンスの速さ:⭐️⭐️⭐️⭐️☆ 4.5
  • 報酬交渉力 :⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ 4.8

総合評価 :⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ 4.76

私は、これまでの転職活動の全てにおいて、マイナビ会計士を利用しました。

大手big4、中堅中小監査法人に関わらず、公認会計士・また試験合格者向けの全ての求人が、マイナビ会計士に集約されているという認識をもっておいてください。

そして、本当に魅力的だなと感じるのは、マイナビ会計士の転職カウンセラーが、

求職者が長期的にキャリアを形成するための、言わば「キャリアプラン」を、求職者に対し、オーダーメイドで考案してくれるところです。

安心して利用できますし、転職活動の最後は、納得感のある転職活動、就職活動を実現できますよ。

詳しく知りたければ、こちらの記事もみてみて下さい!

下記、の情報です。

利用条件(必要資格)公認会計士
公認会計士試験合格者
USCPA のいずれか
利用年代20〜40代
公開求人数600〜700件(全体の2割)
非公開求人数全体求人数の8割
対応地域全国
対応サービス情報収集のサポート
求人の紹介
応募書類の添削
面接対策
入社後のフォロー
一部報酬交渉
紹介可能な事業所監査法人
税理士法人
会計事務所
コンサルティングファーム(FAS、戦略、経営、総合)
事業会社(一部上場、二部上場、ベンチャー)
金融機関(銀行、証券会社、保険)
※マイナビのプロモーションを含みます。

知る人ぞ知る、圧倒的な報酬交渉力と求人の研究力!:Ms-japan

  • 保有求人数 :⭐️⭐️⭐️⭐️☆ 4.4
  • 転職先業種の網羅性 :⭐️⭐️⭐️⭐️☆ 4.3
  • カウンセラーの質:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ 4.5
  • レスポンスの速さ:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ 4.5
  • 報酬交渉力 :⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ 4.8

総合評価 :⭐️⭐️⭐️⭐️☆ 4.5

Ms-japanは、監査法人や経理、会計コンサルティングファームなどの案件が豊富で、こちらも会計士に非常に人気の転職エージェントです。

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また、極めつけは、報酬交渉力です。

自分で報酬交渉するというのは、面接官との力関係、時にはきまづさにもつながってしまうため、中々難しいところがあります。

自分のスキルと年収の相場感も中々分かりません。

しかし、Ms-japanに仲介をお願いしている各会社は、

「この仲介会社は、毎度報酬交渉してくる転職エージェントだ。」という認識が少しあるようです。

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3社目の転職の際ですが、とても心強かったです。、(極秘情報ですが、私はMs-japanで前職+130万アップの報酬交渉を行って頂きました!

一番賢いのは、マイナビ会計士とMs-japanの併用です。

マイナビ会計士で、豊富な求人をざっとみて、交渉をMs-japanにお願いするというやり方です。(裏技)

こちらより、Ms-japanの登録は2,3分でできます⇒

参考までに

BIG4各監査法人の比較ページを掲載しておきます。

中堅中小監査法人のページはこちらになります。

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