みなさん、こんにちは!
いつも当サイトをご覧頂きありがとうございます^^ 公認会計士・税理士のけんです。
当記事では、公認会計士の独立について、営業にフォーカスしてお話をさせて頂きます。
独立にあたっては、特に営業が懸念材料になる方も多いかと思いますので、当記事が少しでも独立の手助けになれば幸いです^^
始めに
公認会計士が営業するとなった場合、その方法には大きく以下の4通り程度が考えられるのかと思います。
- 監査法人勤務時代(常勤もしくは非常勤)の同僚、クライアントの繋がり
- 異業種交流会等の会計士以外の繋がり
- クライアントからの紹介の連載
- ネット集客
それぞれ見ていきますが、
一番多いパターンが①→③です。
監査法人時代のクライアントの繋がりが発端になって、そこから紹介の連鎖で仕事が舞い込んでくるというパターンですね。
これは今も昔もずっとある営業スタイルで、リアルな紹介の現場というのは今後も無くなることはないでしょう。
一方で、多くの方が困窮しているのは、④のネット集客ではないでしょうか。
困窮するほとんどが、単純に知識不足と時間不足、またマインドが大きな原因です。
最初に④のネット集客から触れていきたいと思います。
④ネット集客について
知識不足と時間不足ということを先述しました。
ネット集客にあたっては、様々な知識が必要でありHP制作会社に数万円払って、終わる作業ではありません。
※①③を営業の基本戦略としている会計事務所は、HPを名刺代わりとしてほとんど更新しないところもありますが、そのような戦略を当記事では考えていません。(それが間違っているという話ではありません。)
あくまで0からお客さんを集めるネット集客をメインの戦略として考えた場合を前提としてお話をさせて頂きます。
HP会社に数万円払えば、視覚に訴えかける比較的見栄えの良いHPの作成は可能です。
しかしながら、それはHP、サイト集客のスタート時点であり、サイト運営に必要な知識には以下のようなものが必要になります。
仕組み化に関する知識
マーケティングに関する知識
SEO(ブログライティング)に関する知識
セールスライティングに関する知識
これらは、大きくカテゴリした時の種々の分類ですが、これに限りません。
重要なことは、
ネットで集客する場合には、知識不足を自覚し、自分で知識を収集、そして自社サイトに反映してマーケットの反応をみるトライ&エラーを繰り返すことです。
最初は誰しもが初心者です。
それは会計の勉強を始めた時、誰しもそうだった時と同様です。
はっきり言って、ネットの世界は会計の世界よりも広いでしょう。
それは、原理原則を抑えつつも、ネット上のマーケットの動向は目まぐるしく変わりますし、例えばSEOの対策をするにも正解がありません。
自分だけのある種正解、納得解を見つけていく作業が必要になります。
ただ、独立して自分の人生、仕事をデザインすると決めた方なら大丈夫です。むしろ、考えながら試行錯誤するプロセスが面白く感じることでしょう。
もう一点、重要なことをお伝えします。上記の知識不足に関わることですが、
HP、サイトが認知されるには、時間がかかる、
ということです。
お金がある方は、サイトを作成してすぐに広告を打つ方もいるでしょう。確かにお金をかければかけただけ集客の時間は一部カットされます。
しかしながら、時間をカットしてgoogleの上位に掲載されたサイトにブログ記事の一つもなければ、読者はどう思うでしょうか。読者の気持ちを汲んだセールスライティングがされてなかったらどうでしょうか。
いずれにしても、サイトの作成、サイトボリュームアップのために、ブログ執筆や、さまざまなカテゴリわけ、自分だけの情報発信をする必要が出てきます。
そのため、HP、サイトが認知されるには時間がかかるのです。
以上が、知識不足、また時間不足、またそのマインドを持つことの重要性をお伝えしました。
いつからサイト作成をすればいいか、について
よく独立準備中、と言われる人たちの中に、サイト作成をコツコツやっている人がいます。
それ自体は間違っていないと思いますが、
上述した通り、ネット集客にスタートはあれど、ゴールはありません。
常に知識にインプット→実際にサイト作成し、マーケットの反応をみる。トライエラーの繰り返しです。
それは会計・税務の専門知識でも同じですね。マーケット(お客さんが求めるもの)に合わせて、知識を習得しなければなりません。
独立準備中と言い続け、そのために独立するタイミングがズルズルと長期化されている先生がいらっしゃいます。
ですので、
- wordpressでサイトを立ち上げて、練習、勉強も兼ねてブログ100記事書いたら、独立する。
- 商品の紹介をしてみて(アフィリエイト)、10,000円売れたら、マーケットの反応としては悪くない、ということで独立する。
という自分なりの線引きを設ける必要があるように感じます。
と言っても、例えば監査法人を辞めるまでは、何もせず、辞めてから初めて、ドメイン、サーバーの単語を覚えたという方も多数いらっしゃいます。
そのくらい背水の陣、逃げ道のようなものをあえて自分に作らない方が、行動できるのかもしれません。(ちなみに私は、会計事務所を退職し、それから0スタートでサイト作成の勉強を始めました。)
知識不足を解消するために
知識不足を解消するためですが、書店で売っている書籍を読みながら、分からなければ、随時ネットで用語を検索し、
必要であれば、サイト運営の方法について情報発信をしている人(自分が好感を持てる人)の簡易な情報商材を購入してみるという方法があります。(購入特典のサポートとして、質問を受け付けている人もいるのでおすすめです。)
以下では、私がサイト運営にあたって使用した書籍をご紹介させて頂きますので、参考にしていただければと思います。
ー書籍の内容につき準備中ー