みなさん、こんにちは!
いつも当サイトをご覧頂きありがとうございます。
公認会計士・税理士のKENです。
当記事では、転職エージェントの一角である「マイナビ会計士」のメリット・デメリットについて、詳しくお伝えしていきたいと思います。
私は、会計事務所を4社程経験しましたが、その全ての転職時、マイナビ会計士を利用しました。
マイナビ会計士の利用に関する多く知識・知見を有していると思っております。
他のエージェントも利用しましたが、結果的に総合的なサービスの質という面においては、
会計士の転職エージェント市場において、
マイナビ会計士一強と言えます。が、
当記事でそのあらゆる魅力、メリット、デメリット等お伝えしていければと思います。ぜひご参考下さい。
会計士専門エージェント?どこが会計士専門なの?KENの主観
もし現在、転職を検討しているあなたなら、
転職エージェントをお調べのあなたなら、「マイナビ会計士」については、「会計士専門の転職エージェント」というような説明をしているサイトを沢山お見かけしたのではないでしょうか?
- 会計士に特化した手厚いサポート!
- 豊富な求人数!
- 利用度満足度95%!
- 会計士向けにセミナー・相談会を実施!
後述しますが、どれも正しいでしょう。
ただ私が考えるマイナビ会計士が「会計士専門転職エージェント」と言われ、その評判がいい理由としては、
”会計士一人一人にあったキャリアプランを、オーダーメードで一緒に考えてくれる点”
この点ではないかと思っています。
「会計士専門キャリアアドバイザー」は会計士の様々なキャリアパスをその豊富な事例よりナレッジとして蓄積しています。
監査法人で監査を経験した後、FASでさらに専門性アップ及び収入アップを狙い、その後独立〜
監査を経験した後、今後も廃れることのない税務の分野に挑戦〜
全く別業種の経営コンサルティングの道へ〜
出産・子育ての予定があり、ワークライフバランスが取れた事業会社〜
とにかく早く事業の当事者になりたい!事業を回したい!CFOを目指す〜
IPOの知見を身につけたい〜
M&Aの世界で、FAを経験したい!
フルコミッションで自分の力を試したい!
こんなのは一例に過ぎません。
私は4度の転職で全てマイナビ会計士を利用しましたが、
どのキャリアアドバイザーの方も知識・知見が大変豊富で、お話ししているだけでも大変気づきがありました。
自分の仕事観は、イコール自分の価値観でもあるので、基本的に自分で考え、思ったものが全て、と思われる方も多いかもしれません。
実際、自分もそうでした。
ただ、人それぞれには脳のフィルターがあり、先入観があるんだな、ということをお話ししていてよく気付かされました。
もちろん、最初はこちらの希望や状況把握など、ヒアリングをしっかり行ってもらいます。
そのヒアリングも1社目、2社目はどういった経緯でその勤務先に就職したか、ということのみならず、
若い方会計士の方なら、学生時代まで遡ってどういう過ごし方をしてきたのか、その過ごし方には自分のどんな性格的な背景があってその過ごし方に至ったのか、
会計士を志したきっかけ、仕事に対するモチベーション、自分の現状のスキル、経験値、
趣味やら特技まで、
結構色々聞かれます。笑
ヒアリングではあるのですが、どちらかというと「人生相談」「人生カウンセリング」に近かったです。
あっ、転職ってそんなに肩に力入れてやらなくていいのかな??
自分に会った転職先、希望の仕事がきっと見つかる、!
っと思って、アドバイザーを方を全面的に信頼できました。(これを無料でできるって素晴らしいですよね。)
転職って、人生の一大イベントです。というより、その時の人生の方向性のほぼ全てを左右するといっても過言ではありません。
アドバイザーの方もそれをよくわかっていますし、
マイナビ会計士のアドバイザーの方々は、
そんなライフイベントのサポートをすることに、とてもやりがいを感じている人が他の転職エージェントに比べて、明らかに多いです。
理由は分かりませんが、「大手だから」とかそういったこと以上に、そもそもの会社の組織風土が「サポートすることにやりがいを持てるような社員教育」を推奨しているからなのかもしれません。し、
人材紹介会社への就職って、人と人の繋がりで成り立っている部分も多いと聞くので「サポートにやりがいを持てる環境」を求めて、人と人が呼応したのかもしれません。
いずれにしてもみなさん、とても熱心にサポートしてくださいます。
もう一点、これは裏話ですが、転職エージェントは、紹介先と求職者のミスマッチを恐れています。
ミスマッチの結果、転職者が転職後、すぐに辞めてしまうと報酬が発生しません。会社の信用にもかかわるので、アドバイザーの方々は、皆誠心誠意お仕事されるということもあります。
そして、さまざまなヒアリングの末、
自分が表面上望んでいることではなく、本心で、もっと潜在的に望んでいることは何なのか?
お金なのか、時間なのか、仕事のやりがいなのか、人間関係の充実なのか?
面談を通じ、書類作成を通じ、そして本番の面接を通じ、様々なことを考えさせられます。
そのプロセスの中で、すごい成長したな、とも感じました。
会計士の方って、試験合格するとすぐに面接が始まるため、あまり自己分析のようなことって真剣に取り組まないですよね。
マイナビ会計士で転職活動をすると、その辺はしっかり分析できるので、大変ありがたかったです。
マイナビ会計士:概略
マイナビ会計士の概略を以下に示します。
多くの年代に利用されており、サービスの歴史、信頼度も文句なしといってよいです。
マイナビ会計士独自のアンケート調査によれば、利用者の95%はサービスに満足しているとの結果が得られているようです。
利用条件(必要資格) | 公認会計士 公認会計士試験合格者 USCPA のいずれか |
利用料金 | 全て無料 |
利用年代 | 20〜40代 |
公開求人数 | 700〜800件(全体の2割) |
非公開求人数 | 全体求人数の8割(無料登録後、確認できます。) |
対応地域 | 全国 |
対応サービス | 情報収集のサポート 求人の紹介 応募書類の添削 面接対策 入社後のフォロー 一部報酬交渉 |
紹介可能な事業所 | 監査法人 税理士法人 会計事務所 コンサルティングファーム(FAS、戦略、経営、総合) 事業会社(一部上場、二部上場、ベンチャー) 金融機関(銀行、証券会社、保険) |
※なお、マイナビ会計士は現在想像されている以上にとても人気なサービスで、いつまで無料で行っているかも分かりません。
会計士の転職市場の状況は大きく変わりますので、今のうちに登録しておくべきといえます。
マイナビ会計士のメリット
ここでは、マイナビ会計士の上記以外の様々な特徴、メリットを観ていきます。
事業会社への転職が強い
会計士の転職の40%は事業会社への転職だということはご存知でしょうか。
マイナビ会計士では、将来性のある企業の求人が多く、転職後の年収アップが見込みやすいとの
コンサルティング会社への求人も豊富
マイナビ会計士は会計士の様々なキャリアパスを想定して、会計系FASコンサルから〜経営全般に渡る経営コンサルティング会社まで、会計士がポテンシャルを発揮できる多くのコンサルティング会社の求人を保有しています。
セミナーや相談会も随時実施(土日や平日仕事帰りなど)
私は、早く無料登録する方が結果的に自分にあった求人を紹介してもらえて、良いかと思いますが、
「いきなり登録は・・」という方は、セミナーや転職相談会も頻繁に行っている行っているので、ご友人と一緒に参加してみるのもいいかと思います。
平日の夕方や土日に実施しているので、会社帰りにふらっと立ち寄れていいですね^^
他の転職エージェントに比し、担当者のレベル、サービスの質が均一
私は、4度の転職にあたって、様々な担当者と面談しましたが、どの担当者の方も誠心誠意サポートしてくださいますし、みなさん能力が高いです。
ただ、対人なので、どうしても相性はあるかもしれません。
相性が合わない場合は、運営側に連絡すれば、すぐに担当者を変えてくれるので、申し出るとよいでしょう。
初めて転職活動した人の成約実績が70%
転職活動は、情報収集から、応募書類作成、面接対策など、対応しなければならないことはは種々あります。
マイナビ会計士では、情報収集の段階からオーダーメイドでフルサポートして下さるので、高い成約率、実績を出しています。
マイナビ会計士のデメリット
次にデメリットについて観ていきますね。
登録をしないと、求人を確認できない。
「どんな求人があるんだろう?」
登録の前に、最初にそれをチェックしたい方もいらっしゃいますよね。
ただ残念ながら公開求人は、全求人2割程度、求人数でいうと600〜700件程です。
それ以外は非公開求人になります。
「まずは登録から」ここはどこの転職エージェントでも同様のようです。
“公認”会計士資格がないと登録できない× → そんなことはありません。
他のサイトを見ていると、「公認」会計士有資格者でないと、登録ができないとの情報がありますが、誤りです。
試験合格者、つまり2次試験合格の段階、またUSCPA保有者でも登録は可能です。
(実際私は”公認”会計士なる前に、転職活動をしました。)
当然のことながら2次試験合格者に紹介できる求人は、有資格者に対して紹介できるものより限られてはきますが、
私の体感では、事業会社、コンサルティングファーム含め、多くの求人を紹介してもらえ、ポテンシャル採用枠として多く内定をもらうことはできました。
早く転職したい、という2次試験合格者も転職は十分に可能と考えて問題ありません。
マイナビ会計士の口コミ
次にマイナビ会計士の口コミを見ていきましょう。
最初はあまり転職の意思がなく、周りが転職転職言っているので、情報収集のつもりで無料登録してみました。
面談する中で、自分のことを色々掘り下げること、自身の棚卸しができ、
自分は転職がしたいんだ、今が転職するタイミングなんだ、と言うことに気づくことができました。
どんどん自分の願望が明確になり、また書類添削、面接対策等も実施して頂き、無事第一志望の転職先から内定をいただくことが出来ました!
29歳、公認会計士:大手監査法人→大手FAS
無料登録だけしておいて、後でゆっくり考えようと思ったら、2,3日でコンサルタントの方から連絡を頂き、様々なジャンルの求人を紹介してもらう中で、
あっ、意外と自分の知らない世界があるかもしれない。ということに気づくことが出来ました。
最終的には、いくつか内定をもらい、第一志望ではありませんでしたが、今は今の職場で満足して働けています。
少なくとも監査法人の100倍、今の環境が楽しいです。
33歳、公認会計士:監査法人→大手金融機関経理部
コンサルへの転職を志望して、マイナビ会計士、その他複数エージェントに登録しましたが、
カウンセリングの質は、マイナビ会計士が一番いいです。コンサルの案件がもう少しあればと思いましたが、
最終的にはカウンセラーの方と二人三脚で、志望していた会社から内定をもらえました。
(他のエージェントでも紹介がありましたが、マイナビのコンサルタントのもとで応募したいと思いました)
戦略コンサルを希望する方は、他のエージェントも検討してみるといいかもしれません
35歳、公認会計士:大手FAS→中堅FAS
個人で経営している公認会計士事務所で長いこと勤務していましたが、一度は監査業務を経験してみたいと思い、
監査法人への転職を希望し、マイナビ会計士を利用しました。
さすが会計士専門とだけあって、監査法人の求人は全て網羅されているんじゃないか?というくらい豊富な案件量でした。
いくつか内定を頂きましたが、自分は早く経験を積みたいということで、中堅の監査法人へ転職することを決めましたが、たくさんの自己分析の末、決断できました。
カウンセラーの方には本当に感謝しています。
37歳、公認会計士:公認会計士事務所→中堅監査法人
監査でやりがいを感じられない時に、なんか現状を変えられないか、ということで友人と一緒に相談会に参加しました。
そこで親切にしてくださったカウンセラーの方にそのまま面談をしてもらい、一緒に人生戦略を立てました。
最終的に、自分は事業の当事者になれないから、やりがいを感じられないんだ、ということに分かり、ベンチャー企業を転職先として選定しました。
ベンチャー企業については、当たり外れあり、正直不安もありましたが、カウンセラーの方が先方からしっかり情報収集して頂き、報酬交渉もしてくれ、なんとか不安を払拭して転職することができました。
今はやりがいを持って楽しく働けているので、全く不満はありません。
26歳、公認会計士試験合格者:監査法人→ITベンチャー企業
口コミを見ていると、みなさん完璧な状態で転職活動してきた、というよりは、若干その時のノリのようなもの、
自分の中にある現状を変えたい、という微かにある想いを頼りに転職活動し、転職を果たした方が多いのがわかりますね。
プラスの面もマイナスの面もある転職活動ですが、みなさんカウンセラーの方々を信頼して、一緒に転職の成功を果たしている様子が分かります。
人柄のカウンセラーが集まっているようですね^^
マイナビ会計士登録から転職成功までの流れ
それでは、ここからマイナビ会計士で行っていく転職活動の流れを見ていきましょう。
マイナビ会計士の転職活動のステップは以下の通りです。
- マイナビ会計士webサイトで無料登録
- 初回の面談の予約、登録
- 面談にてカウンセラーの方と一緒に自己分析を実施、合わせて求人の紹介
- 自身で求人の吟味
- 必要であれば、2回目の面談
- 求人の応募、書類作成(書類添削含む)、面接対策
- 面接本番(後、一部報酬交渉あり)
一つずつ見ていきますね^^
①マイナビ会計士webサイトで無料登録
無料登録で登録する情報は次のようなものです。
- 個人プロフィール(生年月日、住所)
- 保有資格
- 勤務状況
- 簡単な職務経歴
- 希望勤務地
登録は2,3分でできます^^
無料登録することで、8割ある非公開求人の確認もできるようになりますので、まずは無料登録から行いたいところです。
(念のため、リンクをはっておきますね。)
※マイナビのプロモーションを含みます。
②初回の面談の予約、登録
登録が済むと、営業時間内(9:30〜20:30)ですとカウンセラーの方からすぐに電話がきます。(遅くとも5営業日以内)
電話に出れないと、メールでのやりとりになりますが、話を早く進めたい人は電話にでられる状態にできると良いかもしれません。
③面談にてカウンセラーの方と一緒に自己分析を実施、合わせて求人の紹介
ここが私が考えるマイナビ会計士の強みです。
今の勤務状況から、現在どういうことが不満か、
今後どうしたいのか、過去の職務経歴はどんな状況か、
それから遡りどういう働き方を実現したいか、様々な案を提示してくれます。
色々聞かれることについて、私も全く抵抗がないわけではなかったですが、気づけば、失礼なことは何一つ聞いてくることはなく、
全て転職を成功させるため、私のことを深く理解するためのカウンセリングだということがよく分かります。
十分にカウンセリングを実施後に、求人を紹介してもらいます。
私は初回の転職では、転職先の業界が全く決まっていなかったので、トータルで40〜50件程度、求人を確認したかと思います。(マイナビ会計士のみで)
求人は正直公認会計士であれば、いくらでも出てきますが、ある程度業界が絞られると効率よく転職活動が進められるかもしれません。
④自身で求人の吟味
カウンセラーの方とお話をすると、頭が痛くなります。笑
普段自分のことを深く掘り下げる、なんていうことはしないので当然といえば当然なんですがね^^
カウンセラーとの会話、自分の想いに正直になりながら、紹介してもらった求人を吟味します。
必要であれば、カウンセラーの方に電話等し、さらに求人のことを聞きます。
⑤必要であれば、2回目の面談
求人情報はA4紙面一枚でおさまる話ではないです。都度、カウンセラーの方から更なる情報を収集する必要があります。
電話で質問をすれば、先方会社に色々問い合わせをして下さいますし、それが複数に上るようであれば、
確認してもらった結果をすり合わせるために、再度面談の時間を設けることも可能です。
カウンセラーの方は、フレキシブルに、そして泥臭く付き合ってくれますのでご安心ください^^
⑥求人の応募、書類作成(書類添削含む)、面接対策
応募の作業は、基本的にエージェントを通じて行います。
自分で応募することもできますし、実際他の転職エージェントを利用した際、カウンセラーに方があまり協力的でないことがあったときに、自分で応募したことはあります。
しかし、会社側としては転職はとても繊細な案件で、第三者を介した応募の方が結果的に印象がよいようです。
応募にあたっては、履歴書、職務経歴書作りを行います。
こちらもマイナビ会計士のフォーマットに沿って、書くことになります。
会計士の転職では、余程年齢が高齢なのにかかわらず、経験が乏しかったり、
転職回数が多すぎたりしない限り、書類選考で落ちることは少ないです。「公認会計士」という資格を見た瞬間、会ってみようとなります。笑
ですので、職務経歴書ではある程度フォーマットに沿って記載し、何かお伝えしたいことがあれば、自己PR欄に軽く書く程度で問題ありません。
書類に関わらず、ほとんど本番は面接で決まります。
⑦面接本番(一部報酬交渉あり)
面接においては、雑談から始め、転職理由や過去の職歴、得意な分野など色々聞かれますが、結局は、
面接官と仲良くなれるか、信頼を結べるか、
転職回数が多い私が感じるのは、結局はこんなことが重要になってきます。
単純に仲良くなって、短時間で信頼関係が結べると、転職理由が多少曖昧でも、過去の職歴に問題があっても、全て多めに見てもらえることが多いです。笑
面接本番については、エージェントの方も感知できるところではないので、ご本人の力次第ということになりますが、
面接の手応え次第で、初年度の給与について、カウンセラーの方を通じて一部交渉することが出来ます。
もちろん、入社後の関係が気まずくならないようにする必要があるので、笑 あまり強気に出ることはできませんが、
会社からオファーがあった金額が随分減額されるような場合には、交渉の余地があるかもしれません。
マイナビ会計士で無料登録から始めて情報収集してみましょう!
私は、初めて登録した転職エージェントがマイナビ会計士でした。
色々よくわかんない求人とか紹介されるのかな?と最初はちょっと不安になることもありました。
実際、そういう転職エージェントはあります。
電話してこっちの事情もほとんど聞かないまま、いきなり「具体的な会社名、求人先」を紹介してくるところなんてところもあります。
しかし、マイナビ会計士のカウンセラーの方は、初回の面談時からとても気さくに、楽にお話をさせて頂きました。
そのおかげで、いろんなお話をすることが出来ましたし、自分のことを話していく中で、
自分自身のことが深掘りでき、自分の気づけていない考えや想いに気づけることができて、とても感謝しています。
転職活動は人生の一大イベントです。
カウンセラーの方々もそれをよく理解してくれ、全力でサポートして下さいます。
これを無料でできる、というのも求職者フレンドリーな会社、制度だなっと感じています。
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