こんにちは^^
公認会計士・投資家(理想のキャリアコンサルタント)のKENです。
今転職を検討されている公認会計士のあなたにとって、「年収」は重要な要素の一つでしょう。
とりわけ、公認会計士にとって「年収1,000万」を稼げるかは一つの分岐点といえます。
しかしながら、公認会計士が年収1,000万を獲得するのは、そこまで難しいことではありません。
今はまだ年収がそこまでない方や、年収1000万は獲得しているけど、転職してもっと年収を上げたい人のためにお話しします。
年収1,000万を獲得するためのキャリア
当ページでは、監査法人から転職することを想定(他の機関から転職する場合も同様に考えて問題ありません。)しますが、大きく分けて年次が低い時と、高い時で年収1,000万達成のための転職先キャリアは異なります。
年次が低い時(スタッフ、シニア前半)・・・アカウンティングとは異なる特殊スキルが必要
⇒全般的な経営コンサルのスキル、ファイナンスのスキル、FAS、M&Aの関するスキル
年次が高い時(シニア後半、マネージャー以上)・・・マネジメントの能力が必要
⇒事業会社を想定した場合
年次が低い時(スタッフ、シニア前半、経験4,5年)
監査法人での年次が低い時に、年収1,000万を得ようとして監査法人以外の機関への転職する場合、求められる能力はアカウンティング、会計ではありません。
ファイナンス・金融、経営的な(経営全般の)コンサルティング能力です。
アカウンティング、会計能力を高めて転職する方法で年収1000万は基本的には実現できません。
会計能力を活かし転職する場合の相対的に年収が高いのはbig4fas(一部中小fasでの高年収のところもありますが)ですが、年次の低いうちに年収1,000万を達成することは難しいかと思います。
年次が高い時(シニア上級、経験6年以上 or マネージャー〜)
監査法人でシニア上級になり、インチャージまで経験すると、転職で求められる能力が年次が低い時とは異なります。
基本的にポテンシャル採用による他業種(経営的なコンサルティングやファイナンス)への転職は、この時期には難しくなりますが(※明確な転職動機がある他業種への転職は除いて)
高いマネジメント能力がある人について、事業会社(一部上場、ベンチャー)経理部、経営企画、税務部などで1,000万以上の高い年収が得られます。
インチャージ経験者以上の転職者の50%以上が事業会社へ転職しますが、例えばfas機関でもマネジメント能力は高く評価されます。
是非、監査チームをまとめた経験(具体的なチームの規模など具体的に)や
部下の目標を達成できるようなモチベーションを高めた経験、1on1MTGの経験などを具体的に面接でアピールしてください。
年収1,000万の転職方法
年収1,000万を超える高報酬獲得を狙って、転職する場合には、転職エージェントを利用する必要がありますが、
転職エージェント選びにはご注意ください。
転職市場には、優良なエージェントからブラックな求人を紹介してきたり、カウンセリングを丁寧に行わない劣悪な転職エージェントまで様々です。
私は計4社(監査法人・fas系税理士法人他)を経験する中でたくさんの転職エージェントを使用してきました。
下記の転職エージェントは安心・信頼して利用できますのでご利用ください。
(参考までに、各転職エージェント比較表を掲載いたします。(※2022年3月現在の情報です))
実績no.1、圧倒的求人数と信頼力:マイナビ会計士
マイナビ会計士は唯一の「公認会計士特化」の転職エージェントです。
※マイナビのプロモーションを含みます。
2022年3月現在で、4,000件もの圧倒的求人数を保有しており、利用者満足度95%以上、実績no.1の転職エージェントです。
あまり公にはなっていませんが、マイナビ会計士(あとMs-japan)は報酬交渉にとても力を入れています。
マイナビ社が社員の報酬交渉に力をいれており、社員のコミュニケーション力がとても高いです。
マイナビの社員は、明るく人懐っこい方が多いので、企業の人事担当者の懐に入るのがとても上手なようです。笑
高報酬を実現するために、是非マイナビ会計士を利用しましょう^^
なお、マイナビ会計士の転職サービスは無料で利用できますが、非常に人気のサービスゆえ(公認会計士の転職市場の加熱)今後、有料化するという話が出ています。
是非、無料期間中に登録を済ませておくことをおすすめします。
ロジカルに、多少強引な報酬交渉も!:Ms-japan
Ms-japanは、弁護士・公認会計士・税理士の転職に強みがある転職エージェントです。
こちらの転職エージェントも報酬交渉にとても力をいれているのでご紹介します。
私は、3回目の転職で、Ms-japanを利用して想定年収の+105万アップの転職年収を実現しました!
下記より登録可能です。
弁護士・公認会計士・税理士の求人・転職なら【MS-Japan】公認会計士が年収”億”を超える??
話は大きくなりますが、公認会計士が年収”億”を超える方法はあるのでしょうか?
あまりイメージしづらいですがございます。一つはもちろん独立して、組織を持つことです。
公認会計士が独立する場合、多くは税務業務を軸に置くことが多いですが、税務の仕事で億を稼ぐには組織を持つことが必要です。1人税理士では難しいです。
※税務業務はご存じのとおり、時間工数のかかる仕事です。マンパワーの関係で”桁違い”に稼ぐのは難しいです。
”転職で”稼ぐには??
それでは、独立ではなく、転職して勤務者の身分で億を超える年収を稼ぐことは可能でしょうか。
その方法はフルコミッション方式報酬を採用するM&AにかかるFA業務(≒M&A仲介業務)を行う場合です。
会計にかかる専門業務というより「営業職」の要素が強くなります。
通常、公認会計士がM&Aに関わる場合、DDやバリュエーションの業務がメインになりますが、
それらは、財務諸表から財務数値的に課題がある箇所を洗い出す作業であり「数字」を扱う分野です。
ただ、これら(DDやバリュエーションで)フルコミッション制を採用しているところはほとんどありません。
M&Aは1件あたりの制約額が大きく、よって”どれだけの売買額を制約させたか”というセールスの場合にフルコミッション制を採用しています。
そして、M&A仲介会社(クライアントは中小企業)の転職のハードルはとても高いことで有名です。
一番転職の親和性が高いのは、中小企業オーナーに向けて融資業務をやっていた銀行出身の方で、例えば優秀なメガバンク出身者が高報酬獲得のため、転職を目指します。
ただ、公認会計士も決算書を厳密に読むことができ、数字に対する感度が高いです。監査法人の年次が低いポテンシャル採用であれば、狙うことは十分可能です。
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