監査法人の出世コースに乗れないと気づいても焦らない!

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あー、この先マネージャーになれることはあっても、パートナーは無理だろうな・・実力的にも、精神的にも。どうしよう・・

当ページでは、この先の監査法人におけるキャリアに限界を感じている人がとるべき、心構え、アクションについて解説していこうと思います。

監査法人で出世していくことは、狭き門を潜り抜けることであり、数人、数十人に1人の割合となってきます。

一方で、会計士のキャリアには様々な選択肢があり、それを知っているかどうか、は一つキャリアの分かれ道になります。

※マイナビのプロモーションを含みます。

目次

監査法人の【出世コース】に乗れないことが分かった時の心掛け

以下、留意しておいてください。

会計士には活躍の場が本当に多くあることを、肌体感として知っているか。

公認会計士の活躍の場は、本当に幅広いですが、監査法人にいるとそれを自覚することができなくなってしまいます。

税務(FASを含む)

会計系のコンサルティング

M&Aアドバイザリー

相続税ビジネス

金融回りコンサルティング

経営・資金調達コンサルティング

IPO請負人

サンクコストの概念はご存知でしょうか?

☆サンクコスト

サンクコスト(埋没費用)とは、すでに支払ってしまい、取り返すことのできない金銭的・時間的・労力的なコストです。

将来にわたって金銭的・精神的・時間的な投資をしつづけることが損失になることが明らかであっても、それまでの投資によって失った費用や労力を惜しみ、投資を継続してしまいます。

私は比較的早い年次で監査法人を辞めてしまったため、あまり強くは言えませんが、

監査法人に5年6年7年と勤めている人の中には、法人内での出世が自分の中での常識、固定観念となり、

その常識から外れることにものすごいストレスがかかっているように見える人が多くいらっしゃいました。

(「正直、私には無理!」と思っていました。)

監査を極める、という志はとても素晴らしいことだと思いますし、そういう方がいらっしゃることで監査法人、特にBIG4の組織が回っていることは確かだと思います。

しかしながら、これまでの時間がもったいない、今まで頑張ってきたから・・

こういったこと人の感情のボトルネックを拾ってくれるほど、監査法人組織はあまくありませんし、実際昇格が滞留化しているスタッフが数多くいらっしゃることが、全てを物語っています。

ただ、上述したように会計士という資格を一つの「パスポート」と見た時、

そのパスポートをもって行ける行き先は本当に数多くあります。

それを肌感覚として理解する一番手っ取り早い方法は、転職エージェントのカウンセラーから情報収集することや、実際に求人案件を見てみることです。

おすすめの転職エージェントについては後述します。

会計業界の流れを意識する。

監査法人という組織は、もともと「人」の流動性を保つことが、一つの使命です。

一方で、古くからある日本の年功序列を始めとした企業体質を持ち込むパートナー陣が一部います。

そのせいか、みんな「何となく、仕事していれば出世できるんじゃないか」と錯覚してしまうことがあります。

監査法人では、いきなり早期退職募集とかしますよね。そして、経済情勢が悪ければ、リストラもあります。

堰き止めていたダムの水を、一気に流すかのごとくです。

これは大きな仕事の受注(J-SOX、IPOなど)があると人を多く採用する側面もあり、

一方で、IFRS適用など、思った以上にクライアントからのニーズがない場合は人がいらないこともあり、監査法人をビジネスとしてみたとき、難しい問題です。

ただ、少なくともBIG4についてみたとき、ここ数十年で組織を拡大しようと意向よりは、ある程度の規模感を保ちつつ、

人を管理しやすい状況下におき、組織内会計士を増やすこと、また独立会計士・税理士を増やして、BIG4では対応できない中小企業サポートできる人材を増やそうという、

会計業界のながれはあります。

ですから、その流れを意識すること必要です。

監査法人は自分のスキルを養う場だと認識する。

監査法人、会計業界の流れを意識した上で、

監査法人での仕事は、自分のスキルを習得する場だと認識することです。

法人の都合に左右されない「自分の準備」をすることです。定年まで居座ろうというすけべ心をもつのではなく。

「監査法人は、お金をもらえる大学院」なんていう言い方があります。

クライアントからすればいい迷惑ですが、このイメージをもって、監査法人の仕事に取り組むことは、自分の仕事に対するモチベーションを高め、結果的にスキル向上に役立つのではないかと思います。

自分が自分のことを「メタ認知」できていることを知る。

転職や異動に早い、遅いはありませんが、あまりにも仕事に没頭しすぎて、自分のキャリアということをあまり考えない人も中にはいます。

出世できないことを卑下せず、自分のこと客観的に分析できているところを褒めてあげてください。

一見馬鹿げたことですが、自分に厳しくせず、自分を客観視できたこと褒めてあげることが、「自己肯定感」を高めます。

これは心理学的にも明らかで「メタ認知」と言います。

自分の感情の客観視です。

出世は無理なのか。、

これが、わかっているだけで、自分の仕事に対する気持ちであり、モチベーションがわかなってしまうのはあきあら

あなたは、多くの人が突き当たる「出世は無理」という認知を行えています。

繰り返しますが、これは諦めではなく、事実の認識ですよ^^

こう思うのは、あなたが、

出世しないこと=”悪”

というイメージ、それもネガティブなイメージをどこまでも抱いているからです。

実際、世の中で活躍している会計士(会計士だけに関わらず、成功している事業家)は

そんなことに、ネガティブなイメージを抱きません。

私も全く、ネガティブなことだと思いません。

(※他の事実認識ができていないスタッフに大変失礼ですが、他のスタッフもいずれ「出世は無理」という壁に突き当たります。)

かといって、今すぐ転職だ!

とか焦らないでください。(会計士の方は優秀なので、そんなことにならないと思いますが。)

まずは、より自分を客観視するために、転職エージェントのカウンセラーと話だけしてみてください。

”なんで出世が無理と思っているのか??”

→会計士としての専門能力に自分で限界を感じているのか?

⇒高い専門能力をそこまで必要としない環境(一部の事業会社経理部など)に身をおいた方がいいのか?

→人間関係に嫌気を感じているのか?

⇒少数規模の会計事務所などに身をおいた方がいいのか?

→監査業務のルーティーン作業をまだまだ続けることが嫌なのか?

⇒もっと、自分の頭で思考できる環境(fasなど)に身をおくことがいいのか?

上記は本当によくある一例ですが、

こういった半ば自問自答作業は、1人でやるより、それが得意な人と一緒に行なった方が、圧倒的に考えが深まりますし、

色々気づけて面白いです。

本当に転職を考えるのであれば、複数の転職エージェントの登録が必要かと思いますが、

ただ話をし、自分の感情のメタ認知力を高めるだけであれば、1社登録するので十分かと思います。

おすすめは、マイナビ会計士です。理由は以下の通りです。

マイナビ会計士

マイナビ会計士は、会計士専門の転職エージェントですね。

多くの転職者に利用されている登録者数No.1の転職エージェントですが、その理由。

それは、面談する人、一人一人の最適なキャリアプランを、オーダーメイドで二人三脚になって、一緒に思案してくださる点にあります。

本当にとても、懇切丁寧にカウンセリングしてくださいますし、

「ただ話だけ聴きに来ました!」というスタンスでも嫌な顔一つせず、応対してくださいます。

(無理矢理転職先を紹介されるなんてことはまずありません。)

以下は組織概要です。(公式サイトの情報と同様の情報です。)

利用条件(必要資格)公認会計士
公認会計士試験合格者
USCPA のいずれか
利用料金全て無料
利用年代20〜40代
公開求人数(2022年3月現在)600〜700件(全体の2割)
非公開求人数(2022年3月現在)全体求人数の8割(無料登録後、確認できます。)
対応地域全国
対応サービス情報収集のサポート
求人の紹介
応募書類の添削
面接対策
入社後のフォロー
一部報酬交渉
紹介可能な事業所監査法人
税理士法人
会計事務所
コンサルティングファーム(FAS、戦略、経営、総合)
事業会社(一部上場、二部上場、ベンチャー)
金融機関(銀行、証券会社、保険)
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